皆さん、おはようございます。

【これからの社長夫人は会社経営のプロになれ!】の著者で社長夫人戦力化コンサルタント矢野千寿です。

 

数字は、人の意識と行動が変わらなければ変わりません。

私は、人はみな幸せになる権利をもって、この世に生れてきたと思っています。

しかし、何が幸せかという価値観は人によって違うでしょう。

京セラの名誉会長である稲盛和夫さんが、こんなことをおっしゃっています。

「20歳までは社会に出る準備をし、それから40年間は一所懸命に働き、60歳になったら死を迎える準備をしなければならない」

少なくとも仕事をする以上、40年間は価値のある仕事をして、より多くの対価を得たいもの。

仕事と人生は一体だと思うからです。

仕事の成功が人生の成功であり、人生の成功は仕事の成功につながっています。

また、成果は努力の量に比例します。

努力を「心」「技」「体」で表すならば、

「心」は、理念や価値観を高めて人間力を磨くこと。

「技」は、専門的な知識や技術を習得すること、

そして「体」は、その二つの努力の結果であると言えるでしょう。

「企業は人なり」の言葉どおり、経営分析の根幹も、結局は「人」にあります。

人がやりがいをもって働ける経営環境を実現しなければ、中小企業は決してよくなりません。