皆さん、おはようございます。
【これからの社長夫人は会社経営のプロになれ!】の著者で社長夫人戦力化コンサルタントの矢野千寿です。
これまで社長夫人を介して業績向上をサポートしてきたノウハウのひとつが・・・
「埋蔵金(利益の取りこぼし)」の発見なのです!
前回、埋蔵金(利益の取りこぼし)が起こる原因として、
【定性的側面】と【定量的側面】が考えられるとお伝えしました。
【定性的側面】数字で表せないもので、人のヤル気や考え方などのことを指します。
【定量的側面】数字で計り、埋蔵金(利益のとりこぼし)を探るというものです。
私の場合、定量的側面から原因を探り、定性的側面で問題解決へ向けての仮説を立てます。
これを繰り返すことで、改善の糸口を発見できるのです。
多くの中小企業では、埋蔵金(利益のとりこぼし)となる原因が、
定性的側面から起こっています。
●悪しき習慣が、マンネリ化してしまい、ムダが発生している。
・非常識が常識になっていて、仕事の基本から外れた仕事している。
・勿体ないという意識が希薄になっている。
「仕方がない」
「今まではこうしてきたから」
「前任者からはこのように教えられてきたから」
言い訳に終始し、前向きな改善に取り組むことを避けている。
・機会損失・機会費用の発生とそれを防ぐ意識(責任感)が欠如している。
・危機感がなく、惰性や諦めで仕事をしている。
●問題の発掘とその原因の追求の浅さ(諦め感)が存在している。
・問題を捉える着眼力がない。
●問題解決への追及にこだわらない。
このようにチョッとした意識で、利益の取りこぼしを引き起こしているのです。
定性的側面の問題解決は、人の意識改革が必要とされるので時間を要します。
だから、貴女自身が、先を見据えて、いますぐにでも取り掛かってほしいのです。