社長夫人の皆さん!決められたことはきちんと守る習慣を浸透させてください!

皆さん、おはようございます。

【これからの社長夫人は会社経営のプロになれ!】の著者で社長夫人戦力化コンサルタントの矢野千寿です。

 

社内のルールなど決められたことを守る、指示されたことをそのとおりに実行する、といったこともしつけの基本です。

ごく当たり前のことですが、絶えず社員にそう言い聞かせ、できているかどうかに注意しましょう。

「何度も言ったから」「強く指示したから」と言って安心していると、思いもかけない落とし穴があったりします。

「なぜ、こんなことがちゃんとできていないの!信じられない!」

つい最近になって、社員が皆、出勤簿に押印をしていなかったことを知った社長夫人は、思わずこう叫んだそうです。

ことが発覚したのは、会議のときに事務員がぽろりともらした「みんな出勤簿に押してくれないんですよね」というひと言からでした。

出勤簿は毎月きちんと社長夫人のところにあがってきていたので、びっくりして問い質すと、「それは私が押しているんです」という答えでした。

監督する立場の部長までが「会社がもう辞めたのかと思っていた」と言ったそうです。

予想さえしなかったことでショックが大きく、社長夫人はつい声を荒げ涙を流して怒ったのでした。

業績もよく経営もしっかりしている会社でさえ、このようなことが起こるのです。

何か問題が起こったとき、たどっていくと過去に決めたことをおざなりにしたことが原因だったというケースが多々あります。

決めてからしばらくは実行していても、時間が経つにつれてうやむやになっていき、

いつの間にか実行されなくなるというのがよくあるパターンです。

ある会社では、車の鍵のかけ忘れで盗難に遭ったとき、「出先で車を降りるときには必ず鍵をかけよう」と申し合わせたことがあります。

それでも何年か後に同じトラブルを起こしました。

社長夫人は、そういう気のゆるみや心のスキをいち早く見つけて対処する必要があります。

重要なルールは口伝えで指示するだけではなく、社内規定として文書化することが効果的です。

決めたことやルールを守ることは、自分の行動に責任を持つことを意味します。

各社員が決められたことに責任を持つこと、その責任を果たすことで組織は成立し動いていくものです。

仕事に対する責任や会社に対する責任は、実は、自分自身に対する責任でもあります。

自分が自分自身を高め成長させるという責任です。

目標や決まり事を守るように努力することが、その責任を果たすことになります。

それをしないことは自分をおとしめていることになります。

そのことに社員が気づくように育てることが大切です。