皆さん、おはようございます。

【これからの社長夫人は会社経営のプロになれ!】の著者で社長夫人戦力化コンサルタントの矢野千寿です。

 

出社したら「お早うございます」

退社のときは「失礼します」

世話になったときは「ありがとうございます」

外出するときは「行ってきます」

帰社したときは「ただいま戻りました」

などと並べてみると、家庭での挨拶とほとんど同じです。

それが家庭ではできても、会社ではできない。

もしかすると、家庭でもしていないのかも知れません。

社長夫人は、常に「挨拶をきちんとしましょう」と社員に呼びかけます。

朝礼などで唱和するのも効果があります。

それと意識しなくても自然に挨拶ができるようにしたいものです。

週間目標、月間目標などとして掲げ、社員に実行させる方法もあります。

社員同士の呼び方は「さん」付けの名字を使い、役職を持つ社員は役職名、あるいは名字に役職名をつけて呼ぶのが基本です。

社長夫人を「奥さん」と呼んだりするのは厳しく禁じます。

電話の受け方、来客への対応の仕方なども含め、いわゆるビジネスマナーとされる内容は、すべてしつけの対象です。

挨拶も言葉づかいも、社長夫人が率先して実行しましょう。

社内セミナーを開催する、マニュアルを作って配布するなど、いろいろ方法があるはずです。

得意先や顧客に対する挨拶や言葉づかい、立ち居振る舞いなどは業績に直結します。

社内のマナーより、いっそう注意深く教え徹底する必要があります。

社長夫人が基本を教え、ベテラン社員が現場で磨いた実践的なノウハウを教えるというふうに分担するよいでしょう。