こんにちは、矢野千寿です。
社長夫人は、会社のナンバー2になっていただきたい!
会社経営という点では、能力と経験から言って社長が主、社長夫人が従です。
社長のビジネスパートナーと言っても、あくまで「従」の立場です。
ただし、同じ「従」でも、社長夫人と社員とはまったく立場が違います。
社長夫人は、会社のナンバー2になっていただきたい。
逆に言えば、ナンバー2になれなければ、真の意味で、社長のビジネスパートナーとはなり得ないと考えましょう。
会社のナンバー2とは、専務とか常務、部長といった役職や肩書きとは関係ありません。
社長夫人だから無条件にナンバー2である、と言うこともできません。
ナンバー2とは、
・常に社長の目線で考える
・肩書きだけでは本質的なナンバー2とは言えない
・自分よりも会社、社長、仲間を優先できる
・社長と理念やビジョンが共有している
・絶対に社長の批判をしない
・社長の方針を具現化し、成果を出す
・社長との信頼関係の確立は絶対条件(報・連・相の徹底)
・社長に苦言を呈する勇気も必要
・社長以上の器が必要⇒「心」「技」「体」を深める
・社長と社員の翻訳家になる
・社長の代わりに汚れ役になる
ある人の言葉では、次のようになります。
ナンバー2とは、社長以上に器とスキルを必要とし、社長の描いた夢を具体的に表現できる人のこと。
イメージとしては、社長の歩む道に赤い絨毯を敷いて待っているという感じです。
この定義に合いさえすれば、年齢も経験も役職も関係ありません。
新入社員でも、ナンバー2になる可能性を持っています。
けれども、実際には、このような人は見つけるのがむずかしい。
社員は、「雇われている」という意識が強く、経営する側の人間としての意識が希薄です。
だから責任感も薄い。
本当の意味で社長と経営理念を共有できるかどうか疑問です。
やはり、ナンバー2にもっとも近いのは、人生の伴侶でもある社長夫人です。
社長夫人の皆さん、そう思われませんか。