こんにちは、矢野千寿です。
社長ご夫妻は、人生のパートナーだからこそ、ビジネスのパートナーになれる!
社長と社長夫人は夫婦です。
縁があって結婚し協力して一つの家庭を営んできました。
お互いに気心は知れています。相手の性格も人間性も、よいところも悪いところもよくわかっています。
これからも、よりよい人生、より幸せな人生を模索し築いていく二人です。
もっとも信頼できる人生の伴侶です。
けれども、会社経営、ビジネスという面では、社長が一人で重荷を背負っています。
会社が厳しくなれば一身に重圧がかかります。
自分の家族ばかりでなく、社員の生活を守る責任もある。
だからといって社員に愚痴をこぼすことはできません。
親身になって相談できる社員もいない。
家に帰れば癒されるかというと、そうもいかない。
妻では話にならない。
ビジネスに無知で関心もない相手では、悩みも苦労も本当のところはわかってもらえないからです。
愚痴を言ってばかりでは妻も嫌がるだろうし、夫婦仲を悪くすることにもなりかねない。
経営者というのは、実に孤独な存在です。
そのような社長を助け支えることができるのは妻、社長夫人です。
社長夫人が会社経営のことを学び、その大変さを知り、社長の愚痴のこぼし相手、
相談相手になれば、それだけで社長はどんなにか救われます。
まして、会社経営の一端を担うことができれば、社長は自分の守備範囲に専念し会社発展の体制が整います。
社長と社長夫人は同じリスクを負っています。
会社の業績が直接に自分たちの生活に影響します。
業績悪化や倒産は家庭の崩壊につながりかねません。
同じリスクを負っている人間として、社長夫人が会社経営を社長を見捨てるようなことはないし、裏切ることもありません。
社長と社長夫人は、心から信頼できる同志として会社経営をともに担うことができます。