大廃業時代・・・最後の最後は社長夫人の決断(後押し)で決する!

 

中小企業数は、長期にわたって減少する傾向が続いています。

 

2014年現在、約381万社。1999年から比較すると102万社が減少しています。

 

また、この20年間で経営者年齢の山は、47歳から66歳へと移動しています。

 

その上、後継者不在の企業数は、中小企業の66.1%とも、127万社とも言われており、多くの中小企業が廃業問題を抱えていることは間違いありません。

 

大廃業時代が目前に迫っているのです。

 

廃業は特別なことなのでしょうか?

 

日経ビジネスでは、今や法人寿命はわずか5年と見出しをつけました。

 

会社は、「いつかは終わりがくる」のです。

 

廃業予定企業の廃業理由で、「子供に継ぐ意思がない」「子供がいない」「適当な後継者が見つからない」という理由で、28.6%を占めています。

 

「事業に将来性がない」という理由も27.9%を占めています。

 

これらの問題は、決して他人事ではないと思います。

 

子供さんがいないために、M&Aを決断された社長夫妻。

 

借り入れが多いために廃業もできずに無理やり延命した結果、傷を深めたうえ体調不良のために最終的に破産を決意した社長夫妻。

 

歴史ある会社で目まぐるしく変化する環境に対応できずに業績が悪化したうえ、後継者不在という理由も重なり、M&Aを決断しようとしている社長夫妻。

 

これらの現場で感じることは、最後の最後は社長夫人の決断(後押し)で決するということです。

 

子供のように大事に育ててきた会社の“最終決断”を下すことはそう簡単なことではありません。

 

だから、余計に決断が鈍るのです。

 

しかし、社長夫人はそばで冷静に会社や社長の苦悩や体調を心配して見ています。

 

弊社でも、この大廃業時代に立ち向かうべく、社長夫人や女性経営者の支援をできる体制を整えました。

 

社長のそばで、冷静に客観的に「会社の着地点」を進言できるのは、社長夫人なのです。

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