皆さん、おはようございます。

矢野千寿です。

6月7日・8日に弊社主催「中小企業のための TAコーチ養成講座実践編」を開講しました。

講師は、㈱ヒューマンスキル開発センター 代表取締役 笠井徳子氏

弊社では、これまでも笠井先生をお迎えし、TAコーチ養成講座を開催してまいりました。

今回は、人材難に悩む中小企業がいかに採用し、育成していくかをTA理論に基づいて2日間にわたり、講義していただいたわけです。

そもそもTA(交流分析)とは?

フロイトの精神分析を土台にエリック・バーン博士によって、優しくわかりやすい心理学として開発された理論と方法です。

「管理者になったら、まずTAから」と言われるくらいに大変役立つツールです。

多くの企業や組織の人材戦略として活用されているプログラムです。

この理論を習得し、面接力を高めることで採用力と部下指導力が高まり、人材に悩まない組織づくりに貢献するのがTAコーチの役割です。

【1日目】社員の能力を開花させる育成面談のコツ

◇社員の中に活かせる能力を見つけるコツ
・強みと弱みは表裏一体
エゴグラムとOK図表の理解
・成果が出せる社員に育てるには

◇社員の能力開花と成果創出のカギは“コミュニケーション”にあり
・部門間の連携力、相互の情報交換力を強化する必要性
・社員間、部門間、顧客とのコンフリクト(葛藤)を解消するコミュニケーション

【2日目】1日目の続きと面接スキルアップ

◇実習:社員の定着促進、意欲を引き出す面談
・効果的な面談、効果的でない面談の違い

◇効果的な採用面接
・自社が望む人材要件の明確化
・適性検査のデータを見ながら面接をする
・ロールプレイ

◇面接の落とし穴
・第一印象と履歴書だけの採用は危険
・面接官は人の見方の歪みを知ること
・面接官がなんとなくひっかかる時は用心すべし

◇まとめ

ロールプレイを交え、即実践で育成のための面談、採用のための面談が身につく内容になっていたために、大好評でした。

弊社では、毎年6月にTAコーチ養成講座を開催する予定にしておりますので、ぜひ来年ご検討ください。