おはようございます!矢野千寿です。
10連休はいかがお過ごしでしたか?
私は、4日間は埼玉と茨城に出張に出ていました。
令和を迎える時には、東京に滞在していました。
新しい時代が皆様におかれまして、良き時代になることを祈念しております。
今日からブログを再開しますので、よろしくお願いしますね!
失礼ですが・・・はっきり言って、中小企業の社長は人間的にやや偏ったところがあります。
「自分の夢を実現したい」という思いが強く、自我の強い人が多い。
頑固で意地っ張り、自分勝手なところもあります。
組織になじむような協調性は欠けています。
男として社長としてのプライドが高く本音を出さないので、実際以上に尊大に見えるところも共通しています。
そこが人間らしい魅力とも言えますが、常に身近に接している社長夫人の目には社長の欠陥として映るのもやむを得ない面もあります。
それで、「尊敬できない」となりやすいのです。
このような社長の気質や性格を変えることができるかというと、それは不可能です。
人から言われて変わるようなことはまずありません。
私は、人間関係は互いにフィフティ・フィフティ、お互い様と考えています。
社長に問題があるなら、同じくらい社長夫人にも問題がある。
これを「50対50の法則」と呼んでいます。
どのような人間関係にも、この法則は通じると思います。
社長に50の問題があれば、社長夫人も50の問題を持っているのです。
「社長は頑固だから」とか「社長は何も話してくれない」などと相手を責める前に、自分を見つめなおしてください。
社長だけを責めるのではなく、自分自身を批判的な目で見てください。
何か問題が見つかるはずです。
「社長に文句ばかり言っている」
「社長に話しかけるのさえ億劫だ」
「プライドばかり高くて、ついていけない」
「あまりに頑固で愛想がつきた」
などということはないでしょうか。
問題に気づいたら、まず社長夫人が自分を変えましょう。
社長夫人が変わると、そこに社長が気づいて、社長自身が変わります。
社長夫人の変化を見て、自分を反省し自分の問題に気づいて、自分のほうから変わるのです。
そもそも、自分のことを棚に置いて、相手を変えようとするのは傲慢です。
「50対50」でお互い様なのに、相手だけが変わるのを期待するのは筋違いです。
自分が変わることが先決です。