皆さんこんにちは、矢野千寿です。
4月12日・13日に本年度第2回知新塾を開講しました!
「知新塾」は、「社長夫人革新講座」卒業生のための継続道場です。
「温故知新(故きを温ねて新しきを知る)」から名付けました。
つまり、以前に学んだことや事柄をもう一度調べたり考えたりして新たな道理や知識を見出し自分のものにすることです。
そこで「知新塾」では、社長夫人革新講座で学んだことを再確認するとともに経営に活かすことを目的とした実践塾です。
「社長夫人革新講座」では、経営陣なる“種”を植えました。
「知新塾」では、「共にその種を育て強い幹に育てること」を目的にしています。
また、従来の「総務・経理部門」は後処理部門でした。
しかし、今後の中小企業は、「総務・経理部門」を「経営管理企画室」に昇格すべきだと考えています。
そのためには、社長夫人も“経営のプロ”に成長する必要があるのです。
1泊2日で年4回開講し、互いの情報交換も含め、楽しくマジメに取り組んでいます。
今回の知新塾の1日目(4月12日)は、大廃業時代を迎えるにあたり、中小企業がいかにして生き残るかについて、2名の方に話してもらいました。
第1部の講師は、弊社専務取締役で事業承継士の矢野秀樹
「事業承継の俯瞰図」をもとに
事業承継の流れである「事業価値診断→後継者判断→株価の判断」の詳細を解説してもらったうえで、事業承継計画表の作成手順や経営承継円滑化法の説明をしてもらいました。
第2部の講師は、株式会社あおいコンサルティング 代表取締役 東雅也氏
演題「事業承継のカギは“社長夫人”にあり」
・中小企業を取り巻く環境
・事業承継の選択肢
・従業員は後継者に成りうるか?
・M&Aと廃業の違い
・自社のM&A上の企業価値を知ろう
・M&Aのスキーム
・事業承継を見据えた企業磨き
・事業承継における社長夫人の役割
そして、2日目(4月13日)は1日目の講演内容をもとに、ディスカッションを中心に自社の今後について考えていただきました。
これまで、経理財務中心に学び実践してきた社長夫人ですが、これからはさらに事業承継を視野に入れた長期的な目線で日々実践してもらいたいものです。