皆さん、おはようございます。

矢野千寿です。

同じように会社経営を行うと言っても、社長がやるべきことと、社長夫人がやるべきことは大きな違いがあります。

ひと言で言えば、社長の仕事は「外部のブランドづくり」、社長夫人の仕事は「内部のブランドづくり」です。

社長が行なう外部のブランドづくりとは、

経営の理念や方針を明らかにして、顧客、取引先、社会に対して企業姿勢を示し、理念・方針に基づいて企業活動を行ない、評価と信頼を得ることです。

簡単に言えば、会社の外部に向かって自社の姿勢と業績をアピールする。

これが社長の仕事です。

社長が会社の外に向いているのとは対照的に、社長夫人は社内を向いて内部のブランドづくりを行ないます。

社長の理念や方針を遂行し実現できるように社内組織を整えることです。

社長と社長夫人は役割が異なるので、同じような仕事でも違いがあります。

たとえば、「人」に関することでは、社長の役割は社外の人脈づくり、社長夫人の役割は社内の人材育成です。

社長と社長夫人とでこのように役割分担することをきちんと抑えておかないと、

二人三脚はちぐはぐになってうまく行きません。